ブランディングとマーケティングの関係性は?
この記事では、ブランディングとマーケティングの関係性について解説して行きたいと思います。
そもそもブランディングとマーケティングって何が違って、どう関係してるの?
と疑問に思っている方も多いかと思われます。
ブランディングとマーケティングの定義
マーケティングの定義
マーケティングというのは、
一定の人にターゲットを絞って、アピールすることです。
「このサービス・商品は、役に立ちます。」と自ら発信を行い、
相手に「あの商品・サービスは役に立つ」と思ってもらうことです。
マーケティングとは、そもそもは市場調査や広告宣伝など、
企業や商品の価値をどのような方法でターゲットに伝えていくかということです。
ブランディングの定義
ブランディングというのは、
消費者の方からこちらに歩み寄ってきてもらうことになります。
「このサービス・商品は、役に立ちます。」と自ら発信するのではなく、
消費者が「あの商品・サービスは役に立つ」と思ってもらうことです。
つまり、直接メッセージを伝えずに、相手の感情に訴えかけ、自分のイメージを持ってもらうこと。
よって、最終的な目標は、相手の頭の中に自分のイメージをどのように感じてもらえるかを
相手が自主的に感じていただくことが重要になります。
ブランディングとマーケティングの役割
ブランディングの役割
大きく分けて二つあります。
それは、「機能価値」と「情緒価値」です。
機能価値=商品そのものの価値(例えば、機能が充実してる)
情緒価値=商品を利用した時に生まれる感情価値(例えば、デザインが好みである)
例えば、家を参考に考えてみましょう。
その人の家の見た目や雰囲気がブランド価値であり、
印象をよくするため、ガーデニングをしたり、表札をおしゃれにしたり、
常に美しさを心がけて考えることがブランディングと言えます。
毎日の積み重ねにより家の印象を良くしていくのと同じように、
ブランディングも小さいことからコツコツと継続的に変わり続けることが重要になります。
マーケティングの役割
一方で、マーケティングの役割とは
企業や商品の価値をより多くの特定のターゲットに届けることです。
どのような商品が市場から望まれているか、どうやって商品を作るか、商品をどう流通させるか、
どれくらいの値段か、どのくらい製造するか、どう広告するか、などすべてマーケティングになります。
ブランディングとマーケティングは掛け合わせよ
どちらか一方に偏っては上手く機能しません。
ブランディングという土台があって、初めてマーケティングが活きます。
土台があって、固定の顧客を獲得できている状態であれば、
私たちから発信しなくても勝手に情報を拡散してくれます。
それがどんどん大きくなり、期待していた以上の効果が生まれます。
その状態を維持し続けること。
つまり、市場競争に悩まされることにつながります。
まとめ
企業や商品の価値自体を高めようとする活動がブランディングで、
その価値をどうやってターゲットに伝えるかがマーケティング
ということが伝わっていれば幸いです。
この2つは切り離せない関係で、行ったり来たりするこが重要になります。
今回は、ブランディングとマーケティングの関係性について解説させていただきました。
ブランディングについては、無料で相談受け付けております。